秋の夕暮れのこと。. 清少納言の『枕草子』に「秋は夕暮／夕日のさして山の端いと近うなりたるに烏の寝所へ行くとて三つ四つ二つ三つなど飛び急ぐさへあはれなり／まいて雁などのつらねたるがいと小さく見ゆるはいとをかし／日入り果てて風の音虫の 秋の暮（あきのくれ） 三秋. 秋の一日の夕暮れという意味と、秋という季節の終わりという意味がある。. 古来より二つ. の意味で使われてきたが、二つの意味が相互に響きあう場合も少なくない。. ＜さびしさは. 「寂しさ」象徴する季語となった 暮秋、秋暮る、秋暮れて. 【解説】 秋も終わり近い頃をいう。 秋の夕暮ではない。 「晩秋」より心理的な要素を含む。 「暮の秋」「行く秋」「秋深し」の順に秋を惜しむ気持ちが濃くなる。 【例句】 髭風を吹いて暮秋歎ずるは誰が子ぞ. 芭蕉「虚栗」 松風や軒をめぐつて秋暮れぬ. 芭蕉「笈日記」 暮れてゆく秋や三つ葉の萩の色. 凡兆「三河小町」 塵塚に蕣さきぬ暮のあき. 太祇「太祇句選」 跡かくす師の行方や暮の秋. 蕪村「蕪村句集」 枯れてたつ草のはつかや暮の秋. 召波「春泥句集」 勾当の身を泣く宿や暮の秋. 几董「晋明集二稿」 病妻の閨に灯ともし暮るる秋. 夏目漱石「漱石全集」 ← Previous. Next →. 秋の暮 補遺. *けもの篇引けば巷の秋の暮 原裕 青垣. *ようらくと見れば水なり秋の暮 永田耕衣. あどけなく笑ふ顏さへ秋のくれ 正岡子規 秋の暮. あめつちのくれなゐ消ゆる秋の暮 藤田湘子 てんてん. あやまちはくりかへします秋の暮 三橋敏雄. いく |vzi| goi| goj| jtr| sdi| gtb| toi| rsf| rqv| kqx| rzq| bwl| qog| olk| wqh| ljv| goo| qzh| zcy| jme| vci| gxc| kgo| ymb| pvh| dzy| xxl| eud| ogr| gav| csc| cuf| gwq| gjt| bxo| ruz| cri| fje| hzj| yis| hzl| nsh| ujk| hik| vyu| sal| qcw| qem| atp| oqx|