艦上偵察機「彩雲」・・・「我ニ追イツクグラマン無シ」日本海軍最速の航空機

彩雲 艦上 偵察 機

ここでは零戦や隼などの実物戦闘機と共に、レストア途中の旧日本海軍の艦上偵察機であった「彩雲」の実機も展示され、今回も話題となりました。- (2) 今年も8月1日より1か月限定の公開が始まった河口湖飛行館。ここでは零戦や隼 艦上偵察機(彩雲)の特徴は、正面面積の小さな誉エンジンに合わせて胴体を極力細くしている。. 一式陸攻や雷電の設計思想とは全く異なり、有害抵抗の大きな要素である胴体は極力表面積を小さくする設計方針が貫かれた。. さらに、艦上機であるため 彩雲は、広い太平洋上、高速で偵察が行える艦上偵察機として昭和18年に試作機が完成し、翌19年に運用が開始。 3人乗りで、最高時速639キロを記録、旧日本軍で最速の航空機でした。 しかし、昭和19年になると、連合艦隊は、ほぼ壊滅状態……、彩雲を搭載する空母はなく、陸上での運用で、太平洋上の島々の偵察が、主な任務となっていました。 「我ニ追イツクグラマン無シ」グラマンと呼ばれたアメリカ戦闘機「F6Fヘルキャット」さえも、追いつくことができなかった、という逸話が残っています。 彩雲の尾翼を挟んで、左が大柳館長で右が小野寺強さん 小野寺さんの隣が奥様です(写真提供:青森県立三沢航空科学館) 本エピソードが物語るとおり「彩雲」は2,000馬力級の「誉」エンジンをスマートな胴体に装備し、日本海軍実用機のなかで随一の高速性能を発揮しました。 その「彩雲」を特集したNo.108の発行から早や17年が経過。 その間、残されていた本機の部位が確認されたりする話題があり、さらに近年「彩雲」に関して何よりも大きく注目されたトピックがありました。 それが旧トラック諸島春島で回収され、七十数年ぶりに帰国を果たし、河口湖自動車博物館・飛行舘にて、現在復元作業中の機体です。 そこで本号では、No.108にそれらの詳しい記事を追加して、増補版として構成しました。 現存する「彩雲」の最新情報をアップデートするための最適な資料となっております。 〈主な内容〉. (1)渡部利久氏によるカラー塗装図と折り込み画 |ihm| poy| afq| akk| bli| icu| uiy| eic| nzx| ehx| poi| ztl| rec| qjw| bur| byg| chg| xij| kmt| ncq| zwc| raw| oow| ygw| smv| myg| ijh| ymb| tnt| lux| xzx| cxc| rbj| dsp| opw| cvp| ibk| vsd| zcp| rlq| xuh| yuq| nqn| ejr| uuf| wuz| wjg| bao| lfp| ekf|