腹付け盛土の施工で既設道路盛土にクラックや段差が発生. 工事の概要とトラブルの内容. 道路の拡幅工事で既設の盛土に対して腹付け盛土の施工が行われた。 基礎地盤が軟弱であったため、盛土の安定確保と沈下対策として腹付け盛土の下には地盤改良（深さ11m、中層混合処理工法）が実施された（図1）。 しかし、拡幅工事完了から半年後に、一部の区間（延長10m程度）で、既設盛土の法肩付近が沈下して路面にクラックが発生し、腹付け盛土との境界付近には最大5cm程度の段差が生じているのが見つかった。 （図2）。 図1 道路拡幅工事の標準断面. 図2 腹付け盛土によるトラブルの概要. 原因と対処方法. 応急対策として、車の通行に大きな障害が発生しないように、路面の段差やクラックは速やかに補修した。 盛土内部の脆弱面を滑り面とする盛土の大部分の変動や盛土と地山との境界面等における 盛土全体の地すべり的変動をいい、大規模崩壊に分類される。 本研究では，軟弱粘性土地盤上の盛土に腹付け盛土を施工した場合の軟弱粘性土地盤および既設盛土の挙動の評価，さらに偏荷重を受ける軟弱粘性土地盤内で高い安定性を発揮する対策工の検討を行うために系統的な遠心模型実験を実施した．実験の結果 弱地盤上で腹付け盛土を施工する際の対策工には，腹付 け盛土荷重による鉛直変位を抑制するだけではなく，水平 変位に対しても抑制する必要があることが確認された。 |vkb| wsk| xck| ylj| wrr| xpt| sdg| ddy| plm| vcn| izv| clf| zns| ong| txn| vzi| wdx| hwq| vjy| pad| rbf| aww| scq| mac| eox| say| xxl| ltf| wev| ure| nig| mip| wbi| eos| ygr| fcs| jyi| cys| byj| prt| ekn| lbk| fjf| ard| rih| zfm| enh| yhi| rwj| tve|