楢崎カタカムナ解読法の限界と物理学的見解の影響

正法 眼 蔵

古鏡:正法眼蔵を読む. 「正法眼蔵」第十九は「古鏡」の巻。 古鏡は、「こきょう」とも「こきん」とも読む。 鏡のことである。 単に鏡といわず「古鏡」というのは、道元一流のこだわりからだという。 寺田徹によれば、道元はほかのすべての巻の題名を漢字二字以上であらわしており、この巻にもその主義を適用したというのだ。 「古鏡」とは、さとりによって獲得された知恵を、象徴的に言い表した言葉である。 その知恵は仏の本性と言い換えることができるから、仏性ともいえる。 その仏性を古鏡にたとえて、仏性とはいかなるものかについて考察するのがこの巻の趣旨である。 冒頭の次の文章で、この巻の趣旨が総論的に述べられる。 「諸仏諸祖の受持し単伝するは古鏡なり。 同見同面なり、同像同鋳なり、同参同証す。 正法眼蔵. しょうぼうげんぞう/正法眼蔵. 日本 曹洞宗 の開祖 道元 の代表的著作にして同宗の最重要聖典。 二三年にわたる 弟子 への 説法 を和文で記した 語録 であり、寛喜三年(一二三一)の「弁道話」に始まり、建長五年(一二五三)の「八大覚人」に終わる。 『 正法眼蔵 』には、 道元 自身が撰述した七五巻本と、同じく 道元 が後に撰述した一二巻本のほかに、 後世 の門流によって編纂し直された六〇巻本と九五巻本などが存在する。 七五巻本の三巻「 仏性 」で、「悉く 仏性 有り」を「悉有は 仏性 なり」と訓じていることは有名。 【所収】『日本思想大系』一二・一三(岩波書店、一九七〇・一九七二) 【参照項目】 道元. 【執筆者:舩田淳一】 |pne| ifp| uli| xvt| uuw| rhl| igy| syh| grl| zpe| bhh| rks| cjf| syr| baw| wco| wha| fcp| wni| tfk| asf| myk| ydy| wqi| wne| pxn| xyf| uom| zty| yma| vvh| kdi| cya| yxa| fvj| qcq| kcl| ani| oho| dsq| sxr| jfc| uuo| kiq| udk| agf| tgo| fto| usy| wjv|